ジャイアントジョン
 
お片付けの時間の前に、絵本の読み聞かせをしました。
今日のお話は「ジャイアント・ジョン」、作者はアーノルド・ローベル。
2年生の国語の教科書に出てきた「お手紙」の作者です。
まほうの森でお母さんと暮らすジョンは大きくて優しい男の子。
おかあさんのために仕事を探しに出かけます。
「お手紙」同様、ユーモラスで暖かいお話です。
 
お話が始まっても、うろうろしたり騒いだりしている生徒さんがいました。
お話を聞いている生徒さんたちにとっては、とても迷惑。

でもこの生徒さんには、自分はいま周りに迷惑をかけている、という意識がなかったのでしょう。
周りの状況を察して適切な行動をする(空気読む)ことを、うっかり忘れていたようです。
 
「〇〇さん、いまお話の時間だから静かにしてくれる?」と言ってみました。

すると。

しばらくは依然としてうろうろと騒いでいたのですが。

他のみんなが静かに集中して聞き入ってる様子を見て、
「面白いのかな、ちょっと聞いてみようかな、」と思ったのでしょうか。
他のみんなに加わって、途中からですが集中して聞くことができました。
 
「〇〇さん、静かにしてくれてありがとう!」と伝えると、にっこり素敵な笑顔を見せてくれました。